まるで絵本の世界。小径の先の草原とカフェ〈LIKKA LOKKA〉

白樺並木の小径を抜けると、その先にはぽつんと佇むパン屋が。パン屋の向こうには、広い草原と畑が広がっているという、まるで絵本の中のようなパン屋が美瑛にあります。パンの種類は主に、総菜パンとベーグル。パンにぴったりのスープも店内でいただくことができます。晴れた日には、店の敷地内でシートを広げてピクニックをする親子連れも。美瑛の空気をまるごと味わえる場所です。

Shop Data

LIKKA LOKKA(リッカロッカ)
住所 美瑛町美馬牛南1-5-50
営業時間 10:00~15:00(売り切れ次第終了)
定休日 日・月曜(冬季は日・月・火曜)
URL https://likkalokka.seesaa.net/
編集長おすすめの過ごし方 カウンター席で外を眺めつつ、スープを飲んでひと息

大好きな美瑛の空気を伝えたい

白樺のトンネルを抜けると、パンとスープの小さな店と、一面の麦畑が広がる。リッカロッカがあるのは、そんなおとぎ話のような場所。店を営む市川直生(なお)さんは、ペンションを営む両親と共に、この場所に越してきた。

幼心に、美瑛のすばらしい景色に心底惹かれたという。大好きなこの場所の雰囲気を伝える店をできないだろうか。そう考えて選んだパン屋という道。夫の浩章さんと2人、独学でパン作りに挑戦し始めた。

油分や卵は加えず、シンプルな材料でパンを作る。小麦粉は、ゆめちからをブレンド。約25種類もあるパンの具材は、北海道産やオーガニックにこだわって。カウンター席では、広い庭で遊ぶ我が子を見ながら飲食も可能。いずれも、子どもがいる市川夫妻だからこそできるうれしい気配りだ。

パンとスープと、広い庭。ほっこり落ち着くこの店は、2人の大好きな美瑛をギュッと詰め込んだ空間なのだ。

市川直生さん

「スロウ日和をみた」で、店主オススメの道内のパン屋さんを教えます♪

この記事の掲載号

チビスロウ美瑛2020

一般的な観光地というよりも、脚光を浴びる機会は少なくてもあたりまえのように美しい風景と、その風景の中での過ごし方の提案。宿やカフェ、レストランの情報も。

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スロウ日和編集部

好みも、趣味もそれぞれの編集部メンバー。共通しているのは、北海道が大好きだという思いです。北海道中を走り回って見つけた、とっておきの寄り道情報をおすそ分けしていきます。