何度も通いたくなる、小さな隠れ家パン屋〈マルコーブ〉

白老町の住宅街の一角に、一軒家を住居兼店舗に改装した、小さなお店マルコーブがあります。菓子パンから総菜系まで幅広く、種類も豊富です。店内は2人立っていっぱいになるほどの広さなので、週末は行列ができることも。午前中を目指すのがよいでしょう。一度食べると、ファンになること必至。1時間くらい遠回りすることになっても、きっと何度も寄り道したくなるパン屋です。

Shop Data

パンとおかし マルコーブ
住所 白老町字竹浦297-115
電話番号 080-1884-5698
営業時間 11:00~17:00
定休日 日・月曜(木曜不定休)
編集長の偏愛パン クリームぎっしりのクリームパンとベーコンにもこだわったピザ

白老町の住宅街に、隠れたパンの名店が

控えめな看板を目印に芝生の小径を進むと、小さなパン屋マルコーブが現れる。2人入るのがやっとという広さの店内には、種類豊富なパンがずらり。奥の工房では、秋本茂己さんが小さな石窯でたくさんの種類とパンを次々と焼いている。

妻のゆかりさんが軽いアトピーだったこともあり、素材選びには時間を惜しまない。道内産のバター、卵、牛乳をはじめ、揚げパンには米油を。小麦は道内産の春よ恋をブレンドした「香麦」を使って、香り良くパンを仕上げる。

単においしいパンというだけでなく、「また来たい」と思ってもらえるパン屋を目指す2人。食材へのこだわりだけでなく、常連客によるリクエストに応え、パンへの改良を惜しまない。マルコーブを隠れた人気店へと成長させたのは、他でもない食べる人への秋本夫妻の思いやりなのだろう。

秋本茂己さん

「スロウ日和をみた」で、店名の由来を教えます!

この記事の掲載号

スロウな旅北海道 vol.10

北海道で暮らす私たちが思う「心豊かになれる旅」を提案。全道エリアを対象にした3泊4日のドライブルートや体験型・滞在型のツアー情報。パン屋や温泉、宿など旅の目的地として魅力的なスポットを紹介します。

tabi10

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スロウ日和編集部

好みも、趣味もそれぞれの編集部メンバー。共通しているのは、北海道が大好きだという思いです。北海道中を走り回って見つけた、とっておきの寄り道情報をおすそ分けしていきます。