スロウ日和編集部 
12月の特集「あの人に、自分に贈るプレゼント」でご紹介した、スロウ日和編集部が今年買う／去年買った品々。それぞれの商品の魅力を余すところなくお伝えします！自分や大切なあの人を思って選ぶ時間が、もっとスロウ日和になりますように。
Goods Data
GOODSー01
なごみ鍼灸院のなごみ温 目マクラ 1,100円
リモートワークが続いて、明らかに視力が落ちてきた今日この頃。寝る前や在宅ワークのちょっとした休憩時間用に。
北井和（なごみ）さんは、中標津町の住宅街で小さな鍼灸院を営んでいます。
「冷えは万病の元」とはよく言ったもので、身体が冷えると、肩こりや腰痛などの症状も悪化してしまいます。患部の痛みを和らげたい時に重宝するのが、なごみ針灸院のなごみ温。レンジでチンするだけの簡単な温湿布なので、思い立ったらすぐ使用することができます。
温湿布の中身は、洗浄した砂とラベンダーのポプリ。目マクラには少量の麦が含まれています。適度な重みのおかげでじんわりと広がる、心地良い熱。ほんのり漂うラベンダーの香りも、癒やし効果抜群で、使用するたびに、身も心もほぐれていきます。
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GOODSー02
jouetのBerryberry&fromagemilk 1,286円
優しい味わいに感動。パン好きな大阪の友人へ贈りたいです。
清水町の小島しおりさんが、スロウオリジナルの特別なジャムを作ってくれました。下層には、共働学舎新得農場から仕入れたフロマージュ・ブランを生クリームと煮詰めたフロマージュミルクジャム。鮮度抜群の生乳で造られるフレッシュチーズを、小島さんは「ピュアで、心に沁みる優しい味」と表現します。
上層にはミックスベリーのジャム。まず北海道Tree&Berry Village の有機苺とハスカップ。果肉がしっかりとして味わいも力強く、酸味と甘味のバランスが絶妙だそう。そして、とかちしみずフルーツガーデンの自然栽培ラズベリー。ベリージャム全体の味わいにまとまりを与えてくれます。
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GOODSー03
蝦名漁業部の漁師の味おためしセット 3,240円
九州の実家に贈り続けて3年目。本物の味を知ってしまった、って感じです。パッケージが可愛いところも最高！
蝦名漁業部の自慢は、何よりもえびの鮮度にとことんこだわっている点にあります。獲れたえびは、すぐに専用のカゴに移し、殺菌処理された低温の海水に入れて鮮度を保持します。夜、港に帰ってきた後は、まだ生きているえびが跳ねるのを抑えつけながら素早く箱詰め作業をしていきます。
えびの品質が保てる理由のひとつが、新鮮なえびを傷めない「えびカゴ漁」という漁法にあるそうです。えびの漁法といえば、海底の砂もろとも網で漁獲する「底引漁」が一般的だそう。しかし、それでは網の中で魚がぶつかり合い、傷んでしまうという欠点がありました。一方、えびカゴ漁なら、少量ながらもえびだけをきれいに漁獲することができるのです。その漁法の丁寧さは、そのまま蝦名漁業部の味になって反映されます。
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GOODSー04
SORRYKOUBOUのマロ―チンキ 3,300円
「合う化粧水が見つからない」と嘆く東京の友(50代)。ピュアでフレッシュなこれを送ったら、とても喜んでくれました。
完全無農薬で育て、自然そのままの力があふれるハーブを、最後の最後まで良さを保ったまま、消費者の元に届けるための手づくりキット。チンキとは、ハーブの有効成分をアルコールで抽出したもの。自宅でグリセリン（保湿剤）や精製水とミックスさせるだけで、ハーブの持つ力がストレートに肌に行きわたる化粧水が完成します。少量ずつ作り、冷蔵庫で保管しておくだけで、いつでもフレッシュな化粧水を使うことができるのです。
夏にピンクや白色の花を咲かせるマローの仲間には、鎮痛作用のある粘液質が。チンキで使う根の部分には、天然の糖分(多糖類)が豊富に含まれてるので、水分保持力が高く、保湿効果にも優れています。
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GOODSー05
櫻井芳枝さんの白樺キャンドル 4,180円
シンプルだけど存在感のある佇まい。キャンドルの灯りでゆっくり過ごす年越しも素敵かも…♪
蝋燭の内側から放たれる優しい光が、枝のシルエットを浮かび上がらせ、冬の森の静かな夜に、小さなたき火を囲んでいるようです。材料にする白樺の小枝は、近所の公園や庭の手入れで伐った枝から分けてもらっているもの。 蝋燭の外側は溶けずに残るので、小枝に火が点くことはありません。
さらに櫻井さんは、できるだけゆっくりと蝋燭の魅力を味わえるようにという願いから、ロウの素材や芯にもこだわっています。白樺キャンドル円注ほどの大きさなら、3 時間経っても 1 センチほどしか溶けず、長い時間楽しむことができるのです。
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GOODSー06
OZIOの革製ブックカバー 8,800円
年末の読書の時間に。馬好きの友人に贈りました。
革職人でありデザイナーであるOZIOの永嶺康紀さん。彼の感性が紡ぎ出す作品は、卓越した色彩感覚と少年のような遊び心に満ちていて、ときにハッとさせられるほど魅力的です。数ある作品の中でも定番として高い人気を誇るのが、ブラックレザーを使用した文庫サイズのブックカバー。光を柔らかく反射するイタリア産レザーはすべすべと滑らかな触感で、無造作にバッグにしまっても傷が付きにくいのがポイントです。
無類の読書好きはもちろんのこと、毎日スマートフォンの画面を眺めて過ごすのがあたりまえの「読書はご無沙汰」な人たちにも。例えば通勤電車の中で、例えば待ち合わせの時間つぶしに入った喫茶店で、「上質なブックカバーを使う」ということをきっかけに、また読書を楽しんでみるというのはいかがでしょう。大人になったからこそ楽しめる小さな贅沢として、こうした一品を取り入れるのも良いものですよ。
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選ぶ時間が、スロウ日和になりますように。
石田まき 
sogoprinting 
青坂さつき 
立田栞那 
