元副村長が始めた、猿払の人と人を『つなぐ』そば屋〈つなぎ処えん〉

「元副村長が、そば屋を始めたんだよ」。興味をそそられる情報を頼りに、つなぎ処えんを訪ねました。天北(てんぽく)線鬼志別(おにしべつ)駅があり、かつては人の往来で賑わっていたという猿払村鬼志別。鬼志別にある村役場に勤めていた三浦高志さんの胸には、高齢化が進むこの地区に「人が集まれる場所を作りたい」という思いがありました。同僚と愛好会を結成し、農家に土地を借りて自ら栽培するほどに好きだったそばとそば打ちの技術を活かし、65歳になった2017年、妻の祐子さんと共に、その思いを形にしました。

そばは一日限定15食。手打ちうどんは限定10食。中でも特に村の味が楽しめるメニューが、地元企業のホクエイが育てる猿払産のそばを使った『冷そば皿(500円)』と、猿払の海で採れた昆布を使った『さるふつとろろこぶ(600円)』。モチモチとした食感のそばとダシが香るつけ汁には、野菜たっぷりの『ほたてかき揚げ(100円)』がよく合います。席数の割に厨房が広いのは、「大勢集まってそば打ちができるように」。村との距離がぐっと縮まる、旅の始まりにぴったりな場所です。

Shop Data

つなぎ処えん
住所 猿払村鬼志別西町75
電話番号 090-8631-4137
営業時間 11:00~14:00(無くなり次第終了)
定休日 日・月曜
URL https://www.facebook.com/tunagu.10

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スロウな旅北海道⑩

北海道で暮らす私たちが思う「心豊かになれる旅」を提案。全道エリアを対象にした3泊4日のドライブルートや体験型・滞在型のツアー情報。パン屋や温泉、宿など旅の目的地として魅力的なスポットを紹介します。

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スロウ日和編集部

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