清らかな川のほとりの湯治宿でアワビやウニ、山菜を〈見市温泉旅館〉

八雲町の市街地からは少し離れた場所にある見市温泉。現在六代目夫婦が営む歴史のある温泉宿です。温泉は源泉かけ流しで、ミネラル分が豊富。外傷や打撲傷、神経痛に効くという評判があり、湯治目的の人も数多く訪れます。食事はアワビやウニ、山菜といった旬の素材を使ったフルコースがあり、リピーターもいるそうです。

Shop Data

見市温泉旅館
住所 八雲町熊石大谷町13
電話番号 01398-2-2002
URL http://www.kenichi-spa.com

宿泊料金 1泊2食付 8,500円~(日によって変動あり)
日帰り入浴 500円

傷付いたクマが湯に浸かったのが、開湯のきっかけ

見市温泉の開湯は、明治初期に遡る。「初代にあたる大塚要吉が山歩きをしていたとき、川岸で傷付いた熊がお湯に浸かっているのを見たのが、開湯のきっかけだったという言い伝えがあるんですよ」とは、6代目の大塚大さん。大塚家の人々は先祖代々、100年以上に渡ってこの温泉宿を営み続けている。多くの人々の身体を癒やしてきたその温泉は、300メートルほど上流にある岩の間から湧いている。泉質は含重酸土類弱塩素泉、ミネラル分が豊富で、外傷や打撲傷、神経痛に効くと評判だ。

盛り沢山のアワビのフルコースを味わって

また、宿での食事にもこだわりが。「こんな山奥まで来てくれるんだから、海の幸も山の幸も、八雲のおいしいものを食べてもらわないと」と、アワビや山菜など、旬の素材を使った食事を用意。湯治目的の人には、専用のメニューを提供している。温泉の効能と食事、豊かな自然とスタッフの飾らないもてなしを求めて、多くのリピーターが今日も見市温泉を訪れる。

(取材時期 2020年7月10日)

この記事の掲載号

スロウな旅北海道⑩

北海道で暮らす私たちが思う「心豊かになれる旅」を提案。全道エリアを対象にした3泊4日のドライブルートや体験型・滞在型のツアー情報。パン屋や温泉、宿など旅の目的地として魅力的なスポットを紹介します。

この記事を書いた人

アバター画像

スロウ日和編集部

好みも、趣味もそれぞれの編集部メンバー。共通しているのは、北海道が大好きだという思いです。北海道中を走り回って見つけた、とっておきの寄り道情報をおすそ分けしていきます。