毎日食べたくなるインドカレー〈shandi nivas cafe〉

長沼町で愛されるshandi nivas café(シャンディーニヴァースカフェ)は、本格的なインドカレーが味わえる店です。店を営むのは、坂本圭司さんと笑子さん。さまざまな土地を旅した中で出合った南インドのカレーをベースに、日本人の口に合うおいしさのカレーを作り続けています。編集部にもファン多数のシャンディーさんのカレーは、スロウなお買い物公式サイトからも購入できます。

Shop Data

shandi nivas cafe
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@shandinivascafe

日本の北のほうへ心惹かれて、長沼町へ

「シャンディーさんのカレーが食べたい」。空知方面へ取材に行く道中、どうしても食べたくなってしまうのが、長沼町にあるshandi nivas cafe(シャンディニバースカフェ)のインドカレーです。


カフェがあるのは、長沼町の畑の真ん中。坂本圭司さんと笑子さんはさまざまな土地を旅した中で、「ここが一番美しい場所」と、北海道へ移り住みました。現在は息子の昊映(こうえい)くんと3人で暮らしながらカフェを営んでいます。カフェでのカレーづくりは主に圭司さんが、コーヒーと焼菓子は笑子さんの担当です旅の途中で出合った南インドのカレーをベースに、日本人の口に合うようアレンジを加えた味わいは、奥深く本格的。食べた後にも、おいしい余韻が残ります。人気店になった今でも、「もっとおいしくなるのでは」と、カレーづくりの研究を欠かさない圭司さん。その誠実な姿勢が、多くの人々の心を掴む理由の一つかもしれません。

カレーは圭司さん、コーヒーと焼菓子は笑子さんの担当。


「長沼は、本当に人も良いし、良い気が流れているんです。ここに来られて本当に良かった」と、2人は言います。離農跡地の建物と出合ったのも、建物を改装し現在のカフェの姿を得たのも、すべて長沼で出会った人々の存在があってこそ。

それから時は流れ、今ではshandi nivas cafeが、長沼近郊に移り住む人々と地域とを結む場所へなりつつあります。

長沼に行かないと味わえなかったカレーが、どこにいても、楽しめるようになりました。一日頑張った後の活力に。日々の食卓に新鮮さが欲しい時や外国の風を感じたい時に。これからの季節はキャンプの時にも良さそうです。

「平和と安らぎの場所」を意味するshandi nivas cafeより、皆さんの心と身体が健やかであることを願って。

スロウなお買い物公式サイトでは、オリジナルスパイスセットも販売中です。
この記事の掲載号

northernstyle スロウ vol.67
「小さな菜園を持ったなら」

育てている野菜も育て方も活用方法も、人それぞれ。家庭菜園を楽しむ人たちが手にした幸せを訪ねて。

この記事を書いた人

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立田栞那

花のまち、東神楽町生まれ。スロウの編集とSlow Life HOKKAIDOのツアー担当。大切にしているのは、「できるだけそのまま書くこと」。パンを持って森へ行くのが休日の楽しみ。