森の中の欧風リゾート。温泉とサウナは日帰りでも〈マウレ山荘 ポッケの湯〉

遠軽町丸瀬布の森の中にポツンとたたずむ、三角屋根に真っ白な壁のホテル。注目はとろりとした湯ざわりで肌がなめらかになり、湯冷めしにくい温泉と露天風呂の奥にあるフィンランド式薪サウナ。温泉とサウナは日帰りでも楽しめます。ヨーロッパのリゾートのような温泉でくつろいで、日頃の疲れをすっきり流しましょう。

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マウレ山荘 ポッケの湯
住所 遠軽町丸瀬布上武利177
電話番号 0158-46-8039
URL https://www.maure-sanso.com
宿泊 1泊2食付 19,000円~/人

日帰り入浴 大人600円、小学生300円

柔らかな木の香りに包まれて。温泉にゆったり浸かる

遠軽町丸瀬布の森の中、三角屋根が目印のリゾートホテル、マウレ山荘に日帰り入浴専用施設がオープンした。施設名の「ポッケ」とは、アイヌ語で「温かい」という意味。本館と同じく、美肌の湯として知られる丸瀬布温泉が楽しめる。とろりとした湯ざわりのアルカリ性単純泉で、保湿効果が高く、湯冷めしにくいのもうれしい。内風呂、露天風呂共に、浴槽にはヒバ材が使われ、温泉に浸かっている間中、柔らかな木の香りに包まれる。

フィンランド式薪サウナを「ロウリュ」で楽しむ

ポッケの湯に来たらぜひ体験したいのが、露天風呂の奥にあるフィンランド式薪サウナだ。薪で熱された石に水をかけ蒸気を発生させる「ロウリュ」という伝統的な入浴方法が楽しめる。心地良い温度と湿度で、しっかり汗をかいたら、外に出て冷気にあたって。辺りを囲む針葉樹の間から、爽やかな風が吹いてくる。サウナがあるのは、ポッケの湯のみ。宿泊者は無料で利用できるので、本館を行き来すれば、ちょっとした湯巡り気分が味わえそうだ。

(取材時期 2020年7月10日)

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スロウな旅北海道⑩

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