冬の温かさを教えてくれる〈淳工房の木glass〉

編集者が商品を紹介する、「Hokkaido Report」のコーナーです。

まずはグラスの話題でひと盛り上がり。晩酌好きの方への贈り物に、間違いのない一品です。

Hokkaido report
木Glass小バブル 3,300円(送料込)

北国の人は、雪の温かさを知っています。旭川市に工房を構える淳工房の菅井淳介さんが織り成す世界も、静謐(せいひつ)で温かな、冬の気配に満ちています。ガラス工房を立ち上げてから35年ほど。いつだって北国らしいモチーフや素材の組み合わせを模索し続けてきたのです。

軒先に下がるつららを砕いてボウルに入れ、ガラスの器を挿す。そこに濃い酒を注いで、ゆっくりといただく。イメージしたのは、そんな冬の日のシーン。

中でも、陽光に煌めくつららをそのまま取ってきたような「木glass」シリーズは秀逸の美しさ。木の台座との組み合わせは「すべての酒の原料となる植物をイメージしている」と、菅井さん。ガラスの内部にランダムに入った気泡が光を反射させ、酒をよりきれいに見せてくれます。入れるのはやっぱり地場の日本酒? いえいえ、道産ワインや果実酒もおすすめです。和洋どちらの食卓にも、しっくりと馴染む酒器なのです。

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スロウ日和編集部

好みも、趣味もそれぞれの編集部メンバー。共通しているのは、北海道が大好きだという思いです。北海道中を走り回って見つけた、とっておきの寄り道情報をおすそ分けしていきます。