漢方と、アロマの力を活かして整える。町の頼れるセラピスト〈薬草庵〉

人口3,300人の小さな町に、プロのアロマセラピストがサロンを開きました。その名も、「薬草庵」。ハーブや草花、漢方の力を活かした「薬草」と、小屋という意味を含む「庵」を組み合わせています。下川町の化粧品メーカーのアロマを取り入れたり、自身でブレンドしたお茶を提供したりしながら、手ずから仕上げた小さな小屋で受ける贅沢なアロマテラピー体験。道北にお住いの方はぜひ「いつもの日常」にケアの考えを取り入れてみてください。(取材時期/2020年9月)

Shop Data

薬草庵
URL https://aroma-kampo.com

※サロンは予約制です。

施術中、鳥の鳴き声や外の環境音がリラックス効果をより高めてくれます。

身に着けた知識を、自然あふれる環境で発揮したい

この小屋が「薬草庵」。築90年の納屋をみんなでDIYして仕上げた。

今年の冬はとりわけ気温が低く、雪も多い下川町。例年なら「遊び道具の雪が降ってきた!」と心躍らせる町民たちですが、この冬は家で過ごすことのほうが多いようです。縮こまってしまいがちな冬ですが、下川町の人はそれぞれの方法で身体を温め健康を維持していました。その一つは、塚本あずささんのマッサージを受けること。

塚本さんは2019年12月に、起業型の地域おこし協力隊「シモカワベアーズ」として東京から移住。町民に手伝ってもらい自ら改装した小屋で、薬草庵というリラクゼーションサロンを開きました。施術に、下川町の「フプの森」や「SORRY KOUBOU」のオイルを使っているのが特徴です。

自然光が心地よいサロン内。

まずフプの森のオイルを垂らした足湯で、リラックスすることからスタート。トドマツの香りが漂う小屋の中、ふわふわのバスタオルで足を包んでもらった瞬間、ずっと張っていた緊張の糸が緩んだのを感じました。身体の芯まで温まるマッサージを終えると、全身がすっきりしているのを感じます。

施術後のカウンセリングでは、感触からわかる身体の冷えや歪み、その解決法なども教えてもらいます。小さな町に、身体の悩みを知っている人が身近にいてくれることは、なんと心強いことでしょう。

「予防医療として、マッサージが日常の一部になっている。そんなサロンを小さな町でやりたくて」と塚本さん。月に一度は薬草庵を訪れて、自身の身体の状態を知り、健康に役立てる。下川町民の間で、そんな新しい習慣が生まれているようです。

塚本さん

トリートメントのご予約時(またはご来店時)に「スロウ日和」をみたで、薬膳茶1包プレゼントいいたします。

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この記事の掲載号

northernstyle スロウ vol.66
「思いを叶える場所へ」

自らの暮らす場所や環境について真剣に考えてみよう、という機運が高まりつつあるようです。それぞれの「大切な思い」を受け止めてくれる場所、北海道。自らの暮らしを現在進行形でつくり続けている人たちの物語をお届けします。

この記事を書いた人

スロウ日和編集部

スロウ日和編集部

好みも、趣味もそれぞれの編集部メンバー。共通しているのは、北海道が大好きだという思いです。北海道中を走り回って見つけた、とっておきの寄り道情報をおすそ分けしていきます。