旭川のまちづくりを象徴するハルニレカフェ

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ハルニレカフェは、旭川市内、緑道エリアと呼ばれる場所にあります。目印は赤い扉です。身体にうれしいヘルシーな食材を使ったランチや、コーヒーとミルクを自分で混ぜて完成させるカフェラテなどが、年代を問わず人気を集めています。魅力的な人たちが集う緑道エリアのことを、発信する役割も担う場所です。2階には、大学のサテライトオフィスやNPO法人の事務所なども設置されています。

Shop Data

ハルニレカフェ
住所 旭川市7条通8丁目39-16
電話番号 080-8294-7670
営業時間 11:30~15:00(新型コロナウイルスの影響で暫定的です)
定休日 火・水曜
URL Instagram:@harunireemi
スロウなツアーでも登場 スロウ企画のツアーでオリジナルランチを作ってくれました!

まちづくりの拠点、旭川市内の緑道エリア

1960年代、「文化と芸術のまち」を目指して作られた旭川市の緑道エリア。駅のある中心部からやや離れたその地区は、緑あふれる通りとして知られていた。駅前の中心部が盛り上がると同時に店舗が減り、人通りも少なくなっていたこのエリア。しかし2015年頃から少しずつ新たな盛り上がりを見せている。

今では個性的な小さい店舗が軒を連ねるようになった緑道。イベントを行うなどしながら、エリアを盛り上げる中心メンバーの一人が、ハルニレカフェ店主の今井絵美さんだ。

今井さんが緑道エリアと関わりを持ったのは、旭川市の緊急雇用創出事業がきっかけだった。個人店舗を支援する業務の一環で、絵本作家のあべ弘士さんの店舗「ギャラリープルプル」に勤め、町の人々と触れ合う日々。あべさんをはじめとして、このエリアを盛り上げようと奮闘する人々の姿を見た今井さん。「地元の人が中心になって盛り上げることが、まちづくりになる」と気がついた。今の店舗が空いていることを耳にしたのは、緑道エリアに暮らす人々に心惹かれ始めていたそんな頃。

「いろんな世代の人が出入りできる、このエリアの拠点となる店を作ろう」。そして2016年の春、ハルニレカフェは緑道に新たな風を吹き込んだ。

カフェオレは客が自らミルクとコーヒーを混ぜ合わせる。このひと手間が楽しいと、女子高生の間で人気だとか。

人が集い、交流する場所。緑道エリアの象徴として

カフェの2階には旭川大学のサテライトキャンパスがあったり、NPO法人のオフィスがあったり。当初思い描いていた通り、女子高生から近隣に住む80代のお年寄りまでが訪れる、賑やかでいて穏やかな時間の流れるカフェになった。

開店してから今までを「とにかく楽しかった!」と振り返る今井さん。「ハルニレカフェ」という名前は、ハルニレの木が緑道のシンボルになっていることから名づけられた。ハルニレカフェもその名の通り、緑道エリアの魅力を最大限に伝える店として、シンボリックな存在になっている。

(取材時期 2019年10月25日)

今井さん

「スロウ日和をみた」で、お食事の方にコーヒーまたは紅茶を1杯サービスします。

この記事の掲載号

northernstyle スロウ vol.61
「パンは語る」

道産小麦もあたりまえになりつつある現在。BIO小麦や薪窯、酵母。それぞれのこだわりを追い求める、北海道のパン。

この記事を書いた人

家入明日美

家入明日美

火の国・熊本出身。野生動物の勉強がしたくて北海道へ移住し、自然のことを伝えたくてスロウ編集部に入る。馬とナキウサギ、やんちゃな飼い猫と怒髪天が心のオアシス。