美瑛の食の豊かさを気軽に味わう喫茶室。〈喫茶 木と星〉

喫茶 木と星(ぼし)は、美瑛町の「食」に焦点を当てその豊かさを発信しようと、雑貨店スイノカゴから誕生した店です。軽食や喫茶をテイクアウトとイートインの両方で楽しめます。美瑛町の魅力ぜんぶに触れられる場所、スイノカゴと喫茶 木と星。尽きることのない崎山さんのエネルギーの源を訪ねて。(取材時期/2020年11月)

Shop Data

喫茶 木と星
住所 美瑛町中町1-4-34
電話番号 090-6260-1701
営業時間 11:00~17:00(2021年1月より、開店時間11:30~)
定休日 不定休
URL https://www.suinokago.net/

雑貨店スイノカゴや、店主崎山さんのストーリーはコチラから。

2020年11月現在、コロナウイルスの影響によりテイクアウトのみの営業となっている場合があります。最新情報はSNSからチェックしてください。

スイノカゴのオープンは2012年。2020年の今年、新しく始まったのが喫茶 木と星。

町に流れる“時”を彩る喫茶室

商店街の中に控えめに佇む、全国各地の作家の作品を手に取れる店「スイノカゴ」。ここは、白樺カゴの作家でもある店主の崎山雅恵さんが自身の作品を販売する店でもある。崎山さんの抜群なセンスと気さくな人柄により、全国からファンが訪れる人気店として有名だ。

オープンから7年が経った2020年。新たな取り組みを始めようと準備を進める崎山さんがいた。新しく始まる「喫茶 木と星(ぼし)」は、軽食や喫茶をテイクアウトとイートインの両方で楽しめる店だ。

スイノカゴを目的地に、遠くから訪れる多くの人々をもてなしてきた崎山さん。わざわざ来てくれても、そのまま見送ることしかできないことに、「何か物足りなさを感じ始めていました」。どうやったらこの町を訪れてくれた人にもっと美瑛を楽しんでもらえるか。

崎山さんが伝えたいことの一つでもあり、スイノカゴで伝えきれないものに「美瑛の食の豊かさ」があった。四季折々に姿を変える丘の景色が生む、おいしい野菜。青々とした放牧地で、のびのび育つ牛のミルク。それらを使って「観光の途中でも気軽に手に取れるものを」と考え、サンドイッチやソフトクリームの提供を思いついた。

料理が載った皿も白樺細工の作品。美瑛町や道産の野菜と自家製スモークハムをはじめとした手づくりの『サンドイッチ(480円~)』。

空が広く、人工的な灯りも少ないため「星のまち」とも呼ばれている美瑛。「星のきらめきを受けて、大地と共に成長していきたい」。そんな崎山さんの思いが込められた喫茶室「木と星」。美瑛で生まれた温かみある白樺カゴの作品と、「食」という新しい取り組みと共に、まるごと全部美瑛を楽しめる店へと変わっていく。

新しいことへ取り組み続ける崎山さんのエネルギーは、どこから湧いてくるのだろう。「常に、このあたりでは出会えないものを探し、伝えたいと思っています」。それらから伝わるメッセージを受け、笑顔になる人々。そんな光景がいつも、崎山さんの力になってきた。

これからも、美瑛と共に。この町への思いはそのままに、変わり続けるスイノカゴと喫茶 木と星の未来が楽しみだ。

崎山さん

「スロウ日和をみた」で、白樺の小さなお土産をプレゼントします♪

この記事の掲載号

チビスロウ美瑛2020
「人と風景が重なり合うまち、美瑛町」

観光地…ではなく、脚光を浴びる機会は少なくてもあたりまえのように美しい風景と、その風景の中での過ごし方です

この記事を書いた人

石田まき

石田まき

スロウ日和編集長。ライター兼カメラマン。初めて訪れた北海道で、空の広さに一目ぼれ。言葉と写真の両方でこの地の豊かさを伝えるため、九州から移住。ホタテが大好物。