冬の知床ねむろを満喫!一泊二日スロウ日和おすすめコース

まだ見ぬワクワクがたくさん眠る、冬の知床ねむろ。一面雪景色の絶景や、スロウ日和おすすめのカフェや雑貨屋などの小さなお店を紹介します。今回は、野付半島からスタートし、中標津町の街中を周って、翌日は根室市を満喫する一泊二日のコースです。道東の冬は少々気温は低いですが晴れが多く、冬こそ訪れてほしいスロウ日和おすすめのおでかけ先ですよ。

Spot.1 野付半島で氷平線ウォーク

スノーシューの装着の仕方はガイドが教えてくれます。高低差がないので、初心者でも安心です。

1日目、中標津空港へ降り立ったら、そこから車で40分ほど運転し、別海町の「野付半島」へ向かいます。野付半島は標津町から飛び出ている半島で、日本最大の砂嘴(さし)です。全長28kmもある半島には、エゾシカの群れやキツネ、ワシやタカなどの野生動物をたくさん見ることができます。

スノーシューツアーは野付半島ネイチャーセンターからスタート。歩くのは、冬になると寒さで海が凍り、歩けるようになる砂嘴の内湾です。見渡す限り何もない平原を、一歩一歩噛み締めながら歩いていきます。

冬のトドワラ。

氷平線ウォークのゴールは、トドワラです。立ち枯れたトドマツが残る、野付半島イチのフォトスポットです。「この世の果て」という異名を持つ場所ですが、冬は夏より一層寂しい雰囲気があるように感じました。ここで一時休憩し、コーヒーやちょっとしたお菓子を楽しみ、折り返します。夏には海になる姿を想像しながら歩くのがとてもおもしろかったです。この景色を頭に焼き付けて、また夏に訪れたいという夢ができました。

Tour Data

氷平線ウォーク
住所 北海道野付郡別海町野付63 野付半島ネイチャーセンター
電話番号 0153-82-1270
開催時間 ①午前の部9:30〜
②昼の部12:30〜 ※都合により変更有
URL http://betsukai-kanko.jp/ice-horizon/


Spot.02 中標津町の街中を散策

氷平線ウォークを堪能した後は、出発地の中標津町へ戻って街中を散策します。中標津町は、オホーツクエリアの中では人口の多い街。そのため、素敵なカフェや雑貨屋などがたくさんあるんですよ。

ONUKI COFFEE ROASTERY

中標津町の街中にある、自家焙煎のコーヒー屋さん。震災を機に地元の中標津町に帰り、本当にやりたいことをしたいと立ち上がり店を開きました。
朝早くから営業しており、飲み物に+300円で付いてくるブレックファーストメニューがお得。旅の朝に立ち寄りたいお店です。

Shop Data

ONUKI COFFEE ROASTERY
住所 中標津町東5条北2丁目3
電話番号 0153-70-4214
営業時間 9:00~19:00
定休日 月曜・不定休
URL http://www.onukicoffee.com



Ki.no.ie

店主の鳴海恭子さんがセレクトしたアイテムが揃う雑貨店。プレートやカトラリーなどの食器、キッチン用品、食品、アクセサリーなど、暮らしに必要な、あるいは暮らしをさらに豊かにしてくれる雑貨が並ぶ様子は、見ているだけでわくわくしてきます。

Shop Data

Ki.no.ie
住所 中標津町東14条南2丁目
電話番号 090-6265-5030
営業時間 11:00~16:00
定休日 火・木・金曜

土曜月2回のみ営業
URL http://kinoie.main.jp/


Spot.03 牛への愛を全身で浴びる宿 ushiyadoへ

中標津町の店を回った日の宿は、町内にあるゲストハウス「ushiyado」へチェックイン。

酪農の街、中標津町で「牛のことを知ってほしい」と牧場のオーナーがつくったゲストハウス「ushiyado」。部屋の名前も「ホルスタイン」や「ニュージャージー」となっており、共有スペースにあるモッツァレラチーズや牛乳は食べ・飲み放題というサービスも。周辺は飲食店や銭湯も豊富にあり、中標津のいつもの町に流れる空気を感じられる宿として人気です。

Shop Data

ushiyado
住所 中標津町東3条北1丁目4-2 2F
電話番号 0153-77-9305
電話受付時間 11:00~18:00
URL http://ushiyado.jp


Spot.04 中標津の夜を楽しむなら、この店へ

たくさんある飲食店の中から一件目を回った後。ここから旅の楽しい時間!となった時、二件目として人気のバルを紹介します。

バルゴジュウカラ

店名は、店主の藤田隆子さんが店を始めるときに57歳だったことから、「50代から始める」という意味を込めて。酒好きな店主とあって、ワインとの相性が格別な料理が並びます。さらにリーズナブルなお値段なのもうれしい。おいしい食事と楽しい会話で、中標津の夜はしっぽりと更けていきます。

Shop Data

バルゴジュウカラ
住所 中標津町東1条北1丁目
電話番号 090-2072-7205
営業時間 18:00~23:00
定休日 日・月曜・不定休


Spot.05 根室市へ向かう途中、マストのお土産スポットへ

早い物でもう二日目になりました。昨夜の楽しい余韻に浸りながら、出発です。少し遠回りをしてとっておきのお土産スポットへ寄り道しましょう。スカッと晴れる日が多くピリリと寒い道東の午前中の空気を堪能しつつドライブ。その道中で、必ず寄ってほしいおすすめのお店がこちらです。

直売センター海紋

産地でしか出会えない、採れたての味が堪能できる尾岱沼の名物・北海しまえびと北海ホタテ。6~7月、10~11月の漁期には、北海しまえびの踊り食いが食べられることでも有名です。ここだけで出合えるお土産品を探してみてください。

Shop Data

直売センター海紋
住所 別海町尾岱沼港町179-2
電話番号 0153-86-2061
営業時間 9:00~17:00
定休日 日曜


Spot.06 風蓮湖の伝統漁法「氷下待網漁」を体験

冬になると凍る風蓮湖の湖上で、昔から行われてきた根室の伝統漁法「氷下待網漁(こおりしたまちあみりょう)」。若い世代の魚離れや漁獲量の減少を前に、「魚に親しんでもらいたい、漁師の思いを知ってほしい」という若手漁師の熱い思いから始まった「North Cruise」の体験ツアーに参加しました。

ツアーでは、地面の氷に開けた四角形の穴に網を入れ、魚の収穫を楽しむことができます。ここ北海道だけで見られる冬の伝統漁法を楽しんだ後は、スタート地点に戻って氷下魚(こまい)の網焼きとコーヒーを。周囲に集まってくるオオワシなどの野生動物も観察できます。

Tour Data

North Cruise
住所 根室市川口船着き場
予約先 info@northcruise56.com
HP https://northcruise56.wixsite.com


Spot.07 根室市で、最果てグルメに舌鼓

氷下待網漁で身体を動かし、大自然の美しさを堪能した後は、この地の食の恵みをいただきましょう。遠くからでもわざわざ訪れる価値があるほどのお店、たくさんあるんです。

Boschetto(ボスケット)

岬へ向かう一本道の途中にポツンと佇むレストラン。豪快かつ繊細さにあふれた料理を口に運べば、ここまで足を運んだ甲斐が一瞬で報われるようです。ゆったりと広がる窓の外のロケーションと共に、優しさにあふれたオーナー夫妻のもてなしを受けて、一生忘れられない時間となるでしょう。

Shop Data

Boschetto
住所 根室市光洋町5丁目94
電話番号 0153-27-1931
営業時間 11:30~15:00(L.O.14:30)17:30~22:00(L.O.21:00)
定休日 水曜


チーズ工房チカプ

毎日天の川が見えるほど、雄大な自然が広がる根室。ここで生産された放牧牛乳を使ったチーズ工房「チカプ」があります。焼いたジャガイモの上にとろりと溶かして。小麦の味がするハードパンに乗せて焼いて。北海道の食材と合わせたとき、真価を発揮するシンプルなチーズです。

Shop Data

チーズ工房チカプ
住所 根室市川口54-3
電話番号 0153-27-1186
営業時間 11:00~16:00
営業日 金・土・日曜

HP https://www.chikap.jp/


巡ってみて、話して、触れて、気づく知床ねむろの豊かさ

道東に住んで3年になる筆者。周辺の地域のことはあらかた知ったつもりになっていましたが、今回取材で回ってみると、新しい発見がまだまだたくさんあることを知りました。360度雪の地平に囲まれた土地を歩いて感じた、情報が少ない世界がくれる豊かさ。風蓮湖の漁師たちの熱い思い。そして、各地にひっそり佇む、小さくて素敵なお店が守ってきた味。

巡ってみて、話して、触れて、気づく豊かさが道東の「知床ねむろ」にはまだたくさん眠っています。住んでいてもまだ知らない何かがあると知れることは、とても幸せなことだと思いました。今すぐは難しくても、来春、来冬も、知床ねむろはあなたを待っていますので、今後の旅の参考にしてみてくださいね。

スロウ日和編集部

1・2月は最低気温が氷点下20度になることも。しっかり着込んで、風邪をひかないように周ってくださいね!

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この記事を書いた人

スロウ日和編集部

スロウ日和編集部

好みも、趣味もそれぞれの編集部メンバー。共通しているのは、北海道が大好きだという思いです。北海道中を走り回って見つけた、とっておきの寄り道情報をおすそ分けしていきます。